弾を選ぶように

おかげさまで寝れてます。
BUNでございます。

普通に眠れるって
こんなに素晴らしい事なんですね(涙目)。

願わくばこの10年間止まない激痛が
取れて痛みの無い体とは
どれくらい素晴らしいのだろうと夢想します。
大切な物は失くしてから初めて気付くんです。

本当に本当に皆さま、体がおかしいと思ったら
あたしみたく面倒臭いと放置せずに
早めに病院に行って下さいね。
これはあたしからの心からのお願いです。
線維筋痛症も早期に診断されていれば
いや、多くの病気は早く見つかれば
何とかなる事の方が多いのです。

さて、最近出来ていませんが
あたし、エアガンのシューティング競技を
趣味でSoukoや一部のファンの方々と
楽しんでおりました。まだ辞めてません。
その競技、試合があるのですがそれは楽しいし
年齢差を感じずに皆さん真剣に楽しんでるのが
とても素敵な趣味です。

試合の時って、使う弾、BB弾を選びます。
一袋で4000発とか入ってますが、中には
キズがあるものや形がいびつなものもあります。
試合は一発も外せませんから弾選びは
前の夜の楽しみでもあります。

そういう時ってコレを思い出します↓
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スタジオジブリの「紅の豚」でポルコが
翌日のカーチスとの試合に使う弾を選んでます。
最近知ったのですが、翌日ポルコの機関銃が
弾詰まりを起こすのですが、この前夜の
弾チェックのラストでフィオがキスをした為に
ポルコが一発だけチェックし忘れから、
なんだって。へぇ〜、そういう裏話は好きです。

何の話がしたいかと言うともちろん音楽の話。

これなんです。
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これらのピック、左右で同じものに見えますが
実は厚みも素材も全く違います。
これ、非常に困るんですよ、シューティングの
弾と同じかそれ以上にね。

ロットが違うのか工場が変わったのか
ピックってものすごく繊細な感覚が必要で、
弦高がコンマ何ミリ動くのも、ピックに
違和感を感じるのも気が散るんです。
ピックは用途別にまとめて注文しますが、
何枚かは必ずチェックでハネてます。
録音なら録り直せば良いけどライブでは
一発勝負なので言い訳は出来ません。

たぶん画家なら筆の毛の硬さとか長さとか、
万年筆もインクによって滑りが違う。
料理人も包丁の切れ味が落ちるのはわかるし
うん、挙げてたらたくさんありそう。

これはコダワリでも無いし、神経質なわけ
でもないと思うのね。嫌なものは嫌なの。
ピックを使わないアルペジオではとにかく
自分の爪をめちゃくちゃ綺麗に削って
滑らかにして形を整えます。ピックも同じ。
アコースティックギターならその削り方で
音が全く変わります。それぐらい繊細です。

比較するのも失礼な話と前置きして、、、
仏像を彫る方も木を掘っているのではなく、
木の中の仏様を出してあげているだけ、と言う。

あたしも頭の中に浮かんだ音楽を忠実に
色んな道具や楽器を使って形にしています。
そこに余計な事を考えたく無いし、
頭に浮かんだままの姿の音楽を表現するのに
その作業中に他の事を考えたくないし、
余計な感覚を介在させるのは本当に邪魔です。

貧乏作曲家なのでハネたピックも一応は
使えないかどうか削り方を変えたりしてます。
もったいないんでね、使う努力はしますが、
根本的には譲れないところでもあります。
ピックにサインしてライブでステージから
ファンの皆さまに投げて、受け取ってくれて
喜んでくれてwin-winという使い方します。

ギターなんて同じメーカーで同じカタチでも
全然音が違うのは普通だからこそ試奏して
何時間も楽器屋で色んな弾き方とかしたり。

ギターは選ぶのも楽しみだから良しとして、
まぁ、先日手放したギターみたくどうにも
ならないモノもままあるのだけれど、
ピックや弦は工業製品としてちゃんとして欲しい
急に予告なく変えるのはやめてくだはれ。

さて、今日はゆっくり寝よう。