スコールだね
あれは梅雨の雨じゃない。

BUNでございます。
ファブリーズさんから嬉しいコメント、
そして今日はYouTubeをご覧になった
大阪のももたろさんから、嬉しいメール。
もうね、あたし、ほんと、泣くぞ。
チョロQ1で25年も昔のゲーム。
そのゲームに挿入されていた曲を
いまだに愛してくれているのは
作曲家冥利に尽きます。
お一人でもファンがいてくれたら、と
書きましたが、日本全国いや世界一部にまで
広く、薄ーくファンが分布してます。
本当にありがたい事です。
なんでこんな幸せなのに
病気が治んないのか、、、。
コメントにはちゃんとコメント返します。
メールをくれたら嬉しくてすぐに返信します。
あたしはそういう音楽家で居たいです。
これからもずっと、ね。
良いんです、コメントもメールもくれなくても
ココを見て下さってる方々は皆んな大好き。
ありがとうございます。
雨、凄かったですね。
東京で100円玉大の雹が降ったみたい。
ウチの周辺もバケツひっくり返したような雨。
これはね、情緒ある梅雨の雨じゃないよ。
熱帯ですよ、スコールですよ。
そんなんで、遠い昔の情緒ある通り雨。
広重の「木曽海道六拾九里之内四拾 須原」。
これ版画ですからね、人々が慌ててる様や
遠くでシルエットになってる馬上の人と
従者でしょうか、雨で霞んでる情景が素敵。
馬と従者というところから
「下馬評」という言葉がありますがこれ、
馬には必ず従者、共奴が居て馬止めで
彼らが主人を待っている間に
共奴同士で色んな評判を立てるという意味で
責任の無い者同士が面白半分の噂話を
するという事から来てるんですってね。
最近そういうのすぐ調べたくなります。
明治の日本を女性一人で旅をした
イザベラバードの日本紀行も読みましたが、
キリスト教世界の辛辣な表現の中から、
どこか自国には無い優しい文化への憧れや
日本人の清潔さ、そして仕事への誇り、
たった一度のぼったくりもなく、革ベルトを
落としてしまった時、夜になりながらも
1里(8km)を探しに行って見つけて来た
馬子の優しさと仕事の誇り、自分は彼女を
安全な旅に案内する責任がある、
とイザベラが感謝で渡そうとした手数料さえも
断った話から、涙を禁じ得ないし、
ご先祖様のその嘘をつかず、外国人であっても
曲げない心意気にあたしは日本人で良かったと
本気で思いました。
こういう絵からも音楽が聴こえます。
絵は写真とは違い、一枚の中に物語がある。
一瞬を切り取る写真も好きだし撮るけど、
老後はまた油絵を再開しようと思ってます。
絵画は音楽のインスピレーションを貰えます。
それがあたしが音楽の次に絵画が好きな理由。
しかしまた、「すべての芸術は音楽の状態に
憧れる」と哲学者であるショウペンハウエルや
ニーチェも言い残してます。言い得て妙です。
ですが、絵画は色のイメージ、情景がある。
それを音楽で表現するのは難しいです。
彫刻のイメージは更に難しい。
チョロQは風景画としてコース図を、
闘神伝は肖像画としてキャラクター図を、
その感じたイメージから作曲してます。
他のゲームサウンドクリエーターはどうやって
曲を作るかわかりませんが、あたしはずっと
そういう解釈で当時から今でも作曲します。
あたしは自分の作ったものが芸術だとは
一度も思った事はありません。おこがましい。
ただし、芸術に憧れた身から少しでもそれに
近づきたいと思っていつも曲を作りまた、
ライブで演奏しています。
どこかの狭いギャラリー借りてさ、
あたしの下手な絵を飾ってさ、
来てくれた方々にその絵の紹介を言葉ではなく
アコースティックな生演奏で語るというのも
誰もやった事がなくて粋かと。やりたい事は
ライブ以外にもまだまだたくさんあるのです。
病気悪化してる場合じゃない。
さて音楽の話。
最近、全てのギターのピックアップを下げて
出力を抑えながら、超ローゲインの
オーバードライブを使っています。
あたしギターはパワーと情熱と勢いで
弾くスタイルだったのですが、
最近はこう、響きの深い音にこだわってます。
いえもちろん、情熱と哀愁のアウトプットには
ただならぬこだわりを持ち続けてますが。
ブティック系エフェクターでは有名定番の
VEMURAMのJan Rayモデルです。
ゲインMAXでコード弾いても濁りません。
特にストラトやテレキャスターの
シングルコイルピックアップのフロントで
昇天しそうなくらい素晴らしい音です。
60年代の古い真空管アンプを
フルで鳴らしたようなピュアでキラキラな音。
弦に触れただけの音から、強くピッキングした
時のアタックまでの広い表現範囲。
ただし、物凄い上手く弾けないとだめ。
繊細過ぎて下手さが全部そのまま出ちゃう。
あたしみたいな鼻くそギター弾きでは
ライブで使う勇気はありませんが、
何万回もやり直しが効くレコーディングで
大活躍しています。
自分の下手さが突きつけられる音です。
しかしこれじゃなきゃ出ない音があります。
その中でもこれは唯一無二だと思います。
玄人向け、渋いブルースから
クラシックなロック、軽めのカッティングとか
良いギターの良い音をそのまま出してるみたい
そんな生のギターの音が好きな年頃です。
ライブではハイゲインディストーションで、
デカイ塊のような音と、叫ぶような
ピッキングハーモニクスばりばり出して
居並ぶファンの皆さまを薙ぎ倒したい(笑)。
「爪痕」はピッキングハーモニクス増し増し。
あーあ、早くライブやりたいなぁ。